平等に与えられた24時間で、仕事も頑張り自分時間も確保したい。しかし、仕事が忙しく、趣味や遊びに使う時間はおろか、睡眠時間もままならないという人、いますよね。
私も昔はそんな人でした。
30代になってから、もちろんお金も大切だけど、それ以上に時間も大切だと思い、どのように時間を有効活用できるか研究しています。
今日は私が実践している方法を5つのステップで紹介したいと思います。
寝る時間を決め打ちする
まず、最初にやったことは「寝る時間を決め打ちする」ことです。
24時までには布団に入ります。そして、携帯は見ない。どうしても携帯に通知があると見てしまうので、スマホは離れたところに置くようにしています。
布団に入り、目を瞑りながらできるだけ無の状態を作ります。私の場合、考えごとをすると頭が冴えてしまい、良質な睡眠ができなくなるので、眠ることだけに意識をおきます。
「選択と集中」!私は眠ることを大切にしてから、日中眠くなることがなくなり、夜も自然に眠気を覚えるようになりました。
睡眠時間をしっかり確保することが、生活のパフォーマンスを確実に高めてくれます。
逆算して起床時間を決める
次に「1日のスケジュールを逆算して起床時間を決める」ことです。
特に起床してからの20分間が命だと思います。ここでうだうだしてしまったり、スマホを見てしまったりすると、1日の良いスタートを切ることができません。
例えば「日経新聞を読む時間を確保したい」とするとします。8時半に家を出るとする、身支度に45分、朝食に30分、日経新聞に20分と配分すると、合計95分必要になります。そうなると、6時55分に起きれば、自分の時間を確保できるわけです。
意外に、このスケジューリングをしない人がとても多い。
私はこれをランドセルの製造現場で行われている工程表を参考に作りました。
ランドセルの製造現場では一つの工程に何秒かかると細かく決められており、それを基に生産数を決めています。
日常生活でも1つのスケジュールに対して必要な時間を把握することが決め手です。
次からは、仕事術の話をしたいと思います。
やらないことを決める
まず「やらないことを決める」ということです。
私たちの生活には必ず無駄があります。適宜やることとまとめてやることをきちんと決めることが大切です。
私は出張時の航空券や宿泊の手配をすべて自分でやっています。以前は、出張が決まったら適宜やっていましたが、現在は1日と15日にまとめて手配しています。
JRの場合「みどりの窓口」に行くこともやめました。ネットか自動券売機で購入します。ネットで航空券を取るのでも、値段や時間を調べた後、決済をするまで5分は必要です。
自分が“無駄かも”と思っていることを書き出して、まとめて時間を確保し実施することができないかどうか、一度検討してみてください。
もし“これはしなくてもいいかも”というものが見つかれば、自分時間確保への大きな第一歩です。
メールなどの返信する回数を決める
2つ目は「1日の中でメールやメッセージを確認し、返信する回数を決める」ということです。
○時間おきにというルールにしてもいいと思います。この作業が、最も効率的に無駄を削減できる突破口ではないでしょうか?
私の場合、デスクワークの際にも工程表を決めているので、その作業に集中している時は、たとえ目上の方からの電話であっても出ません(笑)。
区切りのいいところで必ず折り返しをしますが、どんな場合でも集中できる環境を作るというのがマイルールになっています。
予定したスケジュール通りに物事を進めるというのはとても大切なことだと思います。
まさに「時は金なり」です。
自分時間をスケジュールに組み込む
最後は「自分時間をあらかじめスケジュールに組み込む」ことです。
仕事後に設定することをお勧めします。人は「これをやれば○○ができる」というご褒美に対して頑張ることができる生き物です。
目の前にあることに必死になってしまい、ゴールを設定せず、暗中模索状態になっている人が多いようですが、人は楽しいことがなければ頑張れません。
それならば、先に楽しいことをする時間を設定してしまえばいいのです。
「これをするから何時までにこの仕事を終わらせないと!」という良いストレスを自分にかけることで集中でき、無駄が減り、仕事のパフォーマンスも今以上に高まります。
私の場合は、平日の夜に開催される剣道の稽古が該当します。
「19時からの稽古に参加したいから、18時までに必ずこの研修資料を仕上げるぞ!」みたいな感じです。
人とのアポイントも大切ですが、
自分とのアポイントも大切にすることが、時間を有効的に使うことにつながります。
いかがでしたか?
今日からこれらを実践すれば、確実に1日30分の自分時間ができます!
日本人の時間を守る意識の高さは、世界でも群を抜いています。
その特性を周囲にだけではなく、自分自身の時間にも活かしてみてください。
自分のためにも「何事も時間厳守」!
最後まで読んでいただきありがとうございました。