北 宏志 プロフィール
(株)ポールスターコミュニケーションズ代表取締役
人材育成コンサルタント
北 宏志(きた こうじ)
1983年生まれ
北海道江別市 出身
大東文化大学法学部卒 剣道錬士六段
職歴
2006 年 立命館慶祥中学校・高等学校(北海道江別市) 社会科教諭
2009 年 初芝立命館中学校・高等学校(大阪府堺市) 社会科教諭
2012 年 (株)羅羅屋(ららや)業務推進課
2013 年 蘇州巴比栄皮具有限公司(中国)董事長助理
2016 年 帰国、POLESTAR 代表
2017 年 (株)ポールスターコミュニケーションズ代表取締役
実は研修事業をしようと思って始めたわけではありません
「研修事業を始めよう!」と思って始めたわけではなく「しゃべれるから始めた」というのが正直なところです。
しゃべれるのも天性のものではなく、昔から数をこなしてきたからです。
憧れの学校教師になったがうつ病に
小学生の頃から学級委員長やリーダーなどすることが多く、人前で話すことも多かったです。
実はそのから「学校の先生」に憧れていました。
学校の先生というより剣道の先生になりたかったんですけどね(笑)
それも夢が叶い、私立・立命館大学に関係する中学校・高校で社会科の教師をし、剣道部の顧問にもなれました。
6年続けましたが、人間関係がうまくいかなかったのと過労でうつ病に。
心療内科に通いましたが良くならず、2ヶ月間引きこもり生活をしていました。
単身人脈ゼロ!中国でランドセルブームを巻き起こす
皆さんご存知、ララちゃんランドセル。
実はララちゃんランドセルを製造・販売する(株)羅羅屋の創業者が伯父、社長が伯母、両親も同じ会社に勤務していたんです。
「教育以外の分野にもチャレンジしてみたい」
一念発起し、(株)羅羅屋に就職。
ちょうど就職したのが東日本大震災の時でした。
伯母(社長)「福島にランドセル1,000個送るより、工場作って雇用100人生み出した方が復興になる!!!!」
入社して早々、福島の新工場の立ち上げを任されました。
そこでは、週休2日で定時に帰れて友達もできて「ずっとこのままでもいいや」と思っていました。
その様子を見兼ねた伯父から「アグレッシブさを学んでこい!!!」と中国の関連会社に出向。
単身人脈ゼロのところから「你好」「謝謝」「青椒肉絲」の3つの言葉と「剣道」を武器に、まだ誰もランドセルを知らなかった中国でランドセルブームを巻き起こしました。
3年間で売り上げを9.7倍に拡大。年商1億円のビジネスに成長させました。
実績も出たことで自分に自信もつき、「日本が拠点で海外出張したいな〜」と思っていました。
と思っているのも束の間、親族に「そんなことさせるか!!日本に帰って来たいなら独立しな!!!」と言われ、帰国し独立。
(将来のことを考えて言ってくれていたんだな、と10年経った今感じます)
ランドセル販売の経験や教師の経験から、セミナーや研修講師、海外ビジネスアドバイザーの事業を始めました。
売り上げ1,000円→リピート率90%以上の企業研修へ
4月売り上げは1,000円、5月売り上げは5,000円、セミナー1回500円で交通費すら足りていないということも…。
そこからある会社の下請けで、企業研修や経営者のコーチングの仕事をいただけるようになり、2年ほど続けていました。
親族「下請けってどっかの会社の社員にでもなったんか!!」
「たしかにそうだな」と思い、自分でエージェントに持ち込んで様々なところで企業研修を行ないました。
大手の銀行様の新人研修をさせていただき、その後の研修アンケートで点数が良かったためリピートしてくれるようになりました。
現在では「若手向けパフォーマンス向上研修」「新入社員研修」「リーダー向け部下指導研修」「営業研修」などを中心に、年に130回以上の研修・セミナーを担当させていただいています。
受講者が研修前と研修後では表情から態度まで明らかに変わることから、研修業界の「松岡修造」と呼んでいただいています。
著書
『新しい教え方の教科書 Z世代の部下を持ったら読む本』ぱる出版 2023年
本書は、日頃さまざまな方からご相談いただく指導・教育に関する悩みを解決する一助になればという思いで、“Z世代の教育”をテーマにしています。
デジタルネイティブで、SNSがあるのも当たり前という彼らは、マネジメント層から見ると“なんだかよく理解できない”存在かもしれません。
しかし、彼らは間違いなく、今後の日本を、企業を背負っていく世代です。だからこそ、彼らを正しい方向へ導く指導・教育が重要になってきます。
本書では、そんなZ世代ならではの考え方や、彼らを理解するための方法、声掛けの仕方といったかなり具体的なノウハウまで、たっぷりと詰め込みました。
・「ビビリの人生が変わる逆転の仕事術」(三才ブックス) 2020年
・我来中国做生意(世界図書出版公司) 2016年/共著
・日中関係は本当に最悪なのか政治対立下の経済発信力(日本僑報社) 2014年/共著