皆さん、若手社員のやる気をうまく引き出せていますか?
彼らの主体性を発揮し、活躍してもらうためには、マネジメント層が的確な指導をしていくことが欠かせません。
一方で、マネジメント層からは
「どのような言葉をかければ良いのかわからない」
「ハラスメントだと言われるのが怖くて、厳しい指導がしづらい」
といった声も聞かれます。
そこで今回は若手社員の主体性をうまく引き出せる方法をお教えします。
誰のために頑張りたい?
若手社員の主体性を発揮させる一言が「誰のために頑張りたい?」という言葉です。
我々世代からすると、そんなことを言うなんて恥ずかしいと思うのですが、今の若者たちは自分が頑張るためのモチベーションが明確であればあるほど、がんばれるもの。
ここで大切なのは、若手社員の回答へのリアクションです。
例えば、「好きな芸能人のために」と答えた場合、「そんな人に?」とか「家族とか友達とかじゃないの?」などという反応をしてしまえば、若手社員はあなたに認められなかったと感じ、心を閉ざしてしまいます。
どのような相手のためであれ、「それは良いね。じゃあがんばろう」と声をかけてあげましょう。
「さすが」と「あなたが一番」、どっちが良い?
若手社員の主体性を発揮させるための言葉としてもう1つお伝えしたいのが、
「『さすが』と『あなたが一番』、どっちが良い?」という投げかけです。
この言葉で若手社員が何を重視しているかがわかりますね。
「さすが」という言葉を選ぶタイプは、自分に期待をかけてもらっている、それに応えることができたということに喜びややりがいを感じています。
一方、「あなたが一番」という言葉を選ぶタイプは、他者と比較され、それに勝利したということに満足を感じます。
どちらのタイプかを踏まえた上で、適切に褒めることで、若手社員の主体性を発揮させ、より活躍させることができるでしょう。
叱るときのポイントは目的、行動否定、解決策を考える
最後に、若手社員の主体性を発揮させる上で、避けては通れない叱り方についてもお教えします。
大前提として、人格を否定するような発言や、怒鳴りつけるといったことはしてはいけません。
私の場合、まずは叱る目的は何か、相手のどの行動に問題があったのか、ではそれをどう解決すべきなのかをまず、自分自身で考えます。
その上で、相手に問題点を伝え、共に解決策を考えていくようにしています。
主体性を発揮させるということは、何でもやりたいようにやらせることとは異なります。
問題がある場合には、しっかりと叱ることも大切なのです。
今回は若手社員の主体性を発揮させるための声かけや行動の仕方についてご紹介しました。
明日からの業務に少しでも役立てば、光栄です。