最近の若者は何を考えているのだろ。
どんな風にコミュニケーションしたら良いのかわからないといった声をよく耳にします。
そこで今回は、若手社員とうまくコミュニケーションをとるコツについて考えてみます。
まずは自分から
若手社員とのコミュニケーションを考える際、多くの人は「何を聞いたら良いのか」と悩んでしまいます。
そのような方にお伝えしたいのは、聞く前にまずは自分のことを話すことから始めませんかということ。
若手社員に「休みの日は何をしているの?」と聞くのではなく、「私は休みの日は山登りに行っているんだけど、あなたは休みの日は何をしているの?」と話しかけるのです。
こうすることで、若手社員はあなたのことを知り、かつあなたが自分に興味を持ってくれていると感じることができます。
もちろん一方的にあなたのことを話し続けてはいけません。
必ず若手社員への質問を添えて、話しかけてみてください。
否定せず、共感しよう
コミュニケーションの第一歩を踏み出したところで、重要になってくるのが、どう反応するかという点です。
例えば、若手社員が休みの日は「家でゲームをしている」と答えたとします。
その回答に対し、「え?ゲーム? もっと休みを有意義に使えば良いのに」とか「もっとアクティブな趣味はないの?」とリアクションしてしまっては、若手社員は自分を否定された気持ちになってしまいますよね?
そうではなく、「楽しそうだね。どんな種類のゲームをやっているの?」とか「私もゲームにはまっていたことがあるから、分かるよ」といった反応であれば、若手社員は自分に共感してもらえていると感じます。
若手社員とのコミュニケーションの基本は“共感”。
相手を否定せず、まずは共感し、話を聞く姿勢を示しましょう。
今回は若手社員とのコミュニケーションに悩むマネジメント層に向け、うまくコミュニケーションをとるコツをお伝えしました。
ぜひ参考にしてみてください。