このページの2020年度までの研修についての内容です。
2021年度からの新しい企業研修については↓こちらのページを御覧ください。
新入社員・若手社員
対面・オンライン・ハイブリッド
2時間、半日(3〜4時間)、終日(5〜6時間)
※時間についてはご要望に応じて調整することが可能です。
ビジネスモラルのある社員を育てていますか?
一人ひとりの社員は会社の顔です。
社長はもちろん“顔”ではあるのですが、それよりも毎日お客様や取引先に接する社員たちの印象の方が会社のイメージを形成していると言っても過言ではありません。だからこそ、多くの経営者層の方が社員教育に力を入れていらっしゃいます。
特に、新入社員に対しては入社前からさまざまな研修を行い、企業にとって必要な人材になるよう、教育をされていることでしょう。ところが実際には、入社して数年が経った若手社員に対し、こんな風に感じている経営者層の方が多いのも事実です。
- なんだか学生気分が抜けていない
- クライアントに対し、正しい行動ができているのか不安がある
- ビジネスモラルを理解しているのか分からない
- ルールは守れているけども、自分で考えることができていない
このような若手社員は、残念ながらまだ社会人としてのモラルをしっかりと理解できていないのかもしれません。しかし一方的に彼らを責めることはできません。その要因は“的確に教育ができていない”からだからです。
この時代だからこそ、コンプライアンス
ビジネスモラルに加え、昨今はなにかと“コンプライアンス”が取りざたされます。しばしばニュースで見かけるように、小さなコンプライアンス違反が企業にとって命取りになる場合も多数。
また、“昔はこれくらい平気だった”という感覚でコンプライアンスをとらえるのは、非常に危険です。コンプライアンスは日に日に複雑化し、日に日にその概念を変化させています。
しかし、コンプライアンスに対する知識をアップデートしている企業は、残念ながら多くはないようです。特に中小企業では、日々の業務に追われ、コンプライアンスのような概念的なものに対してあまり多くの時間を割くことは難しいのが現状でしょう。
では仮に、新入社員や若手社員の頃からコンプライアンスに対して正しい知識を持っていれば?
彼らはその知識を社内に広め、浸透させていくことができるでしょう。
ビジネスモラル・コンプライアンスを学ぶ意義
前述したように、ビジネスモラルやコンプライアンスは“学ぶ”必要があります。
厳しい言い方をすれば、“学ばなければ、リスクにしかならない”。だからこそ、社会人になった早い段階で、社員たちにきちんと学びの場を与えることが経営者層の使命でもあります。
ビジネスモラル・コンプライアンスを学ぶ意義はさまざまですが、以下にその代表的なものをまとめました。
- 社会人としての自覚を身に着けることができる
- 自身が企業に所属するビジネスパーソンであるという意識付けをすることにより、自発的に考え、行動できるようになる
- 現代社会においてとるべき行動を認識できる
これらを見て、“そんなことは自分たちは学ばなくても覚えていったものだ”と思われる経営者層の方もいらっしゃるかもしれません。しかし、現在の若者たちにもその感覚があるかというと……。
特にコロナ禍においては、上司や先輩社員との密なコミュニケーションがとりづらいこともあり、かつてのような“習うより慣れろ”的なやり方は通じなくなってきました。
そこで弊社では、ビジネスモラルとコンプライアンスに焦点を当てた研修をご用意しております。
ビジネスモラル・コンプライアンス研修の狙いとプログラム
今回の「ビジネスモラル・コンプライアンス研修」は3点の狙いを設定しています。
ビジネスモラル・コンプライアンスの基礎を学び、あるべき社会人としての姿、他者から常に見られ、評価されていることを知る
ビジネスパーソンと学生の持つべき意識の違いを学び、その土台となる“人間力”強化の重要性を知り、自ら考え行動できるようになる
時代の要請やお客様からの評価について理解を深め、ビジネスモラル・コンプライアンスの意識を高める
これらの狙いをもって組んだプログラムが以下です。
1、ビジネスモラル・コンプライアンス意識の高い社会人とは?
① ビジネスパーソンと学生の大きな違い
② ビジネスの“究極”を考えよう
③ あなたの常識は社会の常識ではない
第1章ではまず、学生と社会人の違いを明確に認識させ、ビジネスパーソンになる自覚を持たせます。
2、ビジネスモラル・コンプライアンスの根底となるもの
① 社会人の前に、一人の人間としてどうあるべきか?
② 躾の三原則から学ぶ“人格形成”
③ 前向き・ポジティブがあなたを成長させる
第2章では社会人である前に、人としてどのように仕事や対人関係、社会に向かうべきかのサジェスチョンを行います。
3、ビジネスモラルの基礎
① なぜ、ビジネスパーソンにモラルが必要なのか?
② 高いモラルの第一歩 人の見た目は何割か
③ 業務(オンライン・オフライン)でのモラル違反の例を考えよう
第3章ではオンライン、オフラインにおいてのモラル違反の具体例も踏まえつつ、ビジネスモラルがどのようなものなのかを指導します。
4、コンプライアンスの基礎
① 誰のためにルールを守るのか?
② あなたは常に“減点法”で評価されている
③ ハラスメントと情報セキュリティの実際
第4章ではコンプライアンスについて、その考え方や実際の判断ポイントなどを細かく教えます。
5、会社の存在意義と自分が働く目的
① 自社の経営理念や行動指針を見直そう
② あなたは何のために働くのですか?
③ 会社と自分の向かおうとするベクトルは同じですか?
第5章では、これまでの学習内容を踏まえた上で、“働く”ということにフォーカスし、自分自身そして会社という2つの軸で、働く目的について改めて意識付けを行います。
ビジネスモラル・コンプライアンス研修の受講後の姿
研修の参加者の成長後の姿は、下記のようにイメージしてください
ビジネスモラル・コンプライアンスの研修ではありますが、ただ基礎を学ぶだけでは、知識の増加にしかつながりません。
そこで今回の研修では、それらを踏まえた上で、今後どのように考え、どのように行動するのか、何のために働くのかといった大きなビジョンにも焦点を当てることで、ビジネスパーソンとしての成長を促す内容となっています。
こんな企業におすすめ
- 事務手続きのみの新入社員研修しか行っていない
- 専任の教育担当者がおらず、どんな研修をして良いか分からない
- これまでしっかりとしたコンプライアンスに対する対策を練ってこなかった
- 少人数の組織から中~大人数の組織へ移行しつつあり、企業風土や価値観の浸透が難しくなってきている
ビジネスモラル・コンプライアンス研修に関するQ&A
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