マネジメントを行う立場の人たちから多く聞かれる悩みの1つが、
Z世代の若者たちと、どうコミュニケーションしたら良いのかわからないというもの。
いつの時代も若者とベテランとの間にはジェネレーションギャップがあり、考え方、価値観が異なるものです。
では、社会人として必要なことや会社が求めるスキルをどのように若者たちに伝えていけば良いのか。
その1つの手立てが、研修です。
大企業であれば、人材育成のプログラムをしっかりと整備している場合もあるでしょう。
一方、中小規模の企業では人材育成が属人的になりがちです。
そこで今回は、特にZ世代の若者たちに必要な研修についてまとめてご紹介します。
社会人基礎力/ビジネス基礎力養成研修
まずは社会人、ビジネスパーソンとしての基本を体系的に学べる「社会人基礎力 / ビジネス基礎力養成研修」です。
挨拶の仕方など基本的なビジネスマナーから、仕事を進める上で大切なことといった考え方まで、幅広い内容を学ぶことができます。
このような研修は、全ての若者に必要な内容のため、一般的には複数名での講義形式で行うのが良いでしょう。
ビジネスモラル・コンプライアンス研修
次に、今の時代には必ず身に付けておくべきモラルやコンプライアンスについて学ぶ「ビジネスモラル・コンプライアンス研修」です。
特に、セクシャルハラスメントやパワーハラスメントといったハラスメントに対する意識はきちんと学んでおく必要があります。
実際の事例などを交え、すぐに実践できるようにしておくことを推奨します。
このような研修も、複数名での講義形式で行うのが良いでしょう。
社外担任プログラム
最後に、若者たちのモチベーションを維持し、悩みを解決することができる研修として、「社外担任プログラム」をご紹介します。
これは、社外にメンターがいると考えていただくと、イメージしやすいでしょう。
特に、中小規模の企業では若手の育成のための時間をわざわざ確保するのが難しい場合もありますし、社内に育成のプロがいない場合もあります。
そこで外部の人材育成コンサルタントが専属メンターとなり、若者の話を聞くのがこのプログラムです。
また、彼らとのやり取りについては人事担当者や上司などに報告し、社内での育成に役立てていただく仕組みになっています。
今回は、特にZ世代の若者に向けた研修を3つご紹介しました。
その他の研修やオリジナルプログラムのご相談も受け付けております。お気軽にお声がけください。